ミリオーネ日記 ミリオーネ日記 | 201003

ミリオーネ日記

ウエブサイト「ミリオーネ」内の日記です。
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宝物
 私の宝物。

 

 アルチンボルドのグッズ。
 クリアファイル、ステッカー、絵葉書、一筆箋、紙ナプキン。
 
 クリアファイルを会社で使いたいのだが、もったいなくて使えない。さっきも「明日は持っていこう」と思って、この宝箱を開けたのだが、やっぱりもったいなくて使えそうにない。

 物なんて、使わなければ意味がないのにね。ただ眺めているだけ。
父の誕生日
 今日は父の誕生日。

 パパ、ブオンコンプレアンノ!

 と、こっそりブログで叫んでみる。しかもなぜかイタリア語で。

 誕生日プレゼントは、毎年、千鳥饅頭。

http://www.chidoriya.jp/index.htm

 なんかね、これがたまらなく好きなんだって、うちの父。
 誕生日には、もう何年もこればかり。
 たまには他のものを、と思って、他店の和菓子や洋菓子にしたり、衣料品にしたりしたこともあったのだが、どうもこれじゃないといまいち喜んでくれない。何にしようか考えなくて済むから楽なんだけど。
 母から聞いたんだけど、父が若いときに初めてこれを食べたとき「こんなうまいものは初めてや」と呟いたらしい。あの寡黙な父が。
 素朴で上品な味だよ。
感想「オウムと私」
 先週は雨の日が続いていたので、自転車通勤がままならず、バスに乗ることが多かった。雨の日のバスは乗客が多く、座ることができない。バスの中でつり革を握り、揺れながら本を立ち読みする。
 ある日、私のそばに座っている人が、私の顔をちらちら見ていることに気がついた。何度もしつこく見るので、「気持ち悪いなぁ」と思っていたのだが、あとでよく考えてみたら、それは多分、私の読んでいた本の表紙のせい。





 満員の乗り物の中で、こんなん読まれたら安全面で気になるよね。反省。この手の本を公共の場で読むときは、せめてブックカバーだけでもつけるようにするよ。

 で、本の感想だけど。
 読み応えはあった。

 この本を読んでも、オウム真理教の組織全体について理解できるわけではない。地下鉄サリン事件の実行犯である林郁夫さんの心の中が手に取るようにわかるわけでもない。林さんが知っていたのはオウム真理教の一面にしかすぎない。そのうえ、文章に綴られている内面の吐露は、もしかすると無意識に心のブロックがかかっているのかもしれないが、保身のための言い訳ときれいごとを並べているように感じられる。
 それでも、その行間に読み取れる本音やオウム信徒を取り巻く当時の状況と、林さんの本音が垣間見れた。
 人の善意って怖いね。地下鉄サリン実行犯は、あのテロ行為を善意もとづく行為だと思い込んでいたでしのょう? オウム真理教のドキュメンタリー映画を撮った森達也さんが言っていたけど、悪意や憎しみによって人を殺せるのは、せいぜい1人か2人。大量殺人を犯す人間の心理は善意に後ろ楯されている。
 独善的な善意。
 隔絶された国家内国家の中で出家生活を続けていれば、世間とずれてくるのは当たり前。
 著者である林郁夫さんは無期懲役判決だけど、それ以外の実行犯たちは死刑判決を受けている。しかし、出家生活によって思考停止状態に陥っていた彼らを死刑にすることが、本当に正義といえるのだろうか。ひとりひとりの話を聞いてみると、彼らは凶悪ではない。長年の出家生活におけるズレや、人並みの自己顕示欲、弱さや自尊心、恐怖や焦りを抱いてはいるが、世間一般がオウム信者に対してイメージするような極悪非道な狂信者ではない。
 被害者や遺族のことを考えて厳罰を、という世論もわかるけど、その世論に流されるのも思考停止だよね。
最近の悩み事
 なんかね、会社の人間関係のことで、またしても悩んでいるんだけど、また愚痴っていい?
 同じ仕事を3人でやってるんだけど、あいさつをしない人がいるねん。朝に出勤して席につくときも黙ってる。帰るときも、いつの間にかいなくなっている。こちらからあいさつしても、伏せ目がちにぼそっと返してくるか、顔も上げなずに無視されるかどちらか。休むときも、前日に「明日休むから、よろしく」の一言もなし。
 なんか、めっちゃ気持ち悪いねん。
 以前に、他の人に、社内におけるあいさつについて相談したことがある。あいさつしない人が入ってくる前の話。辞めたり、新しい人が入ってきたりで多少の変動はあるけど、だいたい3人から4人で協力して仕事をしている。そのグループの中だけでも、あいさつぐらいはきっちりしていきたいねん。たとえば、帰り際に、私が片付けに手間取っていて、気がついたらみんな帰っていて誰も残っていないということもあったりする。もたもたしているのは私があかんねんけど、「お疲れ様」とか「先に帰るね」の一言があってもいいやん?
 せめて声かけとあいさつはしていきたいって話をしたら、その相談相手に「今の若い子って、あいさつしたらかえって迷惑になるって考える子も多いじゃないですか。それよりも、最後まで残らないように、片付けをもっと早くから始めたらどうですか」って意見された。
 必ずあいさつしたいと思うことって、古い考えなのか。ショック。
 それ以来、30分前に片付けを始め、終業のチャイムとともに一番で退社するようになった私。1分たりともサービス残業せずに風のごとく帰るところはまるで中国人。しかも、隣のあいさつしてくれる子以外にはあいさつせず、黙って帰る気持ち悪さったらない。
 あいさつを返してくれない人にも、こちらからは明るくあいさつできればそれに越したことはないのだろうけど、私もそこまで人間ができていない。毎回シカトされているとこっちもテンション下がる。
 あいさつが迷惑になるなんて発想はなかったわ。あいさつされて迷惑に思う人間が存在するとは。しかも、こんなに身近に。あいさつは社会で生きていくための基本だと思うんだけど、古いのかなぁ。ごっつ気持ち悪いけど、価値観を押し付けることもできず、まして派遣社員の立場で声高に発言するとうるさがられるので、このまま気持ち悪いまま我慢するしかないと思っているのだが、毎日のことなのでストレスが蓄積しつつあり、それでこんなところで愚痴ってみたりしている。
 
東京旅行


 ↑新宿をうろついていて、アルタを発見。
 アルタやで、アルタ。「笑っていいとも」やってるとこ。




 奈美子さんと、新宿のはずれのネパール料理屋でダルバート(ネパールの豆カレー定食)。なつかしいネパールの味。
 奈美子さんは最近、ヨガサークルを始めたんだって。少人数のまったりしたレッスンを目指しているみたい。東京近辺に住んでいる人は、ぜひ参加されてみては。初心者歓迎、たぶん、1回だけでもOK。
 プレゼントにお香をもらいました。奈美子さん、どうもありがとう。




 奈美子さんと別れて、日本武道館へ。
 ポリシックスという大好きなバンドのライブ。
 このライブを最後に、メンバーの一人がやめてしまう。そしてポリシックスは活動を無期限休止する。
 東京まで遠征するのは大変だし、行こうかどうか迷ってたんだけど、先行予約で手に入れたチケットの整理番号が66番だったので、これは行かねば、と。6は私にとって重要な数字なのだ。ポリシックスの「シックス」も6だしね。結成当時、メンバーは6人だったんだ。その後、紆余曲折を経て4人に落ち着いたけど。ポリシックスの「シックス」と66番をつなげたら666だよ。悪魔の数字。
 日本武道館、満席だったよ。すっごい。
 大阪でポリシックスのライブに行くときは、1階の立見ではなく、いつも2階の指定席を買っていた。指定席だと、立見みたいにもみくちゃにされることもないし、疲れたら座れるし。でも、今回は立見にしてみた。
 人とぶつかりながら、踊りまくり。汗だく。頭を振りすぎて意識が朦朧とした。もうむちゃくちゃ。楽しー。やっぱ私はパンクが好きだわ。いくつになっても、クラッシックとか、落ち着いたやつはあんまりやわ。激しい音楽が好き。ちょっとアングラっぽいやつが。今回のライブはDVDが出るらしいので、きっと踊り狂っているアホな私の姿が映りこんでいるにちがいない。

 


 ありがとうポリシックス。楽しかった。
 そして、引退するカヨちゃん、お疲れさまでした。




 先行予約チケットのおまけ。
 カヨがデザインしたフクロウのチャーム。
 


 背中にはポリシックスの「P」。
日本武道館
今、日本武道館にいる。大好きなパンクバンドのコンサート。予想以上の集客。
上級の時間術




「人 生きていくことは『時間を守ること』の積み上げである。
 (中略)
 今日からみんなちゃんと時間を守ろうではないか。これで全てがハッピー、どんな問題でも、締め切りをきちんと守ってくれさえすれば解決するはずである」

 ここの部分を読んで、喫茶店でコーヒー吹いた。
 インド人に聞かせてみたい。
 これだと、インド人はみんなアンハッピーではないかっ。
ダヴィンチ・コード
 ダヴィンチ・コード、やっと読み終えた。

 読み始めたのは去年の6月。上中下の三冊に分かれた文庫本を買い求めた。最初はすこぶる面白かったんだけど、上巻の3分の1ぐらいのところから進まず、しばらく置いて、また最初から読み始めて、また挫折して、しばらくしてまた最初から……。と、まるで壊れたレコードみたいに、同じところを行ったりきたりしていた。とにかく、脳みそが疲れてすぐ眠くなる。読書しているときに、人間の脳がどんなふうに動いているのかわからないけど、私の脳みそはかなり不器用みたいで、あいまいな部分をあいまいなまま受け流すということが大変に苦手らしい。本に書かれていることを脳内でイメージ化するときに、作中に出てくる場所や建造物、特殊な道具について知識がないと、知っているもので代用しようと躍起になる。たとえば、私が犬という生き物を知らないとする。知らないものでもイメージ化しないと先へ進むことのできない私の脳は、犬はとりあえず牛のような生き物だということにする。でも、ストーリーが進むにつれて、犬は牛よりももっと小さいもので、毛もふさふさしているらしいということがわかってくる。そうすると、つじつまを合わせるために、イメージは小さくて毛のふさふさした牛みたいなものに変わってきて、それまで大きな牛で設定されていた作中の世界は徐々に歪になっていく。牛みたいなものが変幻して犬に近づくにつれ、世界の微調整が必要とされる。その作業に脳がフル回転しているので、知らないことが書かれている本を読むにはとても長い時間が必要だし、脳が疲れて眠くなる。舞台が大阪だったらさくさく進むであろう読書が、まだ私の行ったことのないフランスとイギリスの話だったために、もんのすごい時間がかかったということ。
 そんなわけで、この本にはずいぶんと睡眠を誘導してもらった。そんで体調がよくなった。
 最初に買った文庫本は、上巻を読んでいるうちに眠ってしまって、傍らに置いていたコーヒーカップを倒してしまったせいでコーヒーまみれにしてしまった。紙がぱっきぱき。で、ばっきばきのまま放置していた。
 「ダビンチ・コード」のことはしばらく忘れていたのだが、図書館でビジュアル愛蔵版なるものを発見し、借りてきてまた読み始めた。



 作中に出てくる建物やアイテムの写真が満載。これは、私の脳にとってはありがたい。このヴィジュアル愛蔵版がなければ、一生かけても「ダヴィンチ・コード」を読み終えることができなかったかもしれない。写真の力を借りても、読み終えるまでに4日間かかり、速読をやっている同僚に苦笑されたわけだが。10ページ読むたびに30分寝てたし。

 で、感想なんだけど。
 ネタの勝利。
 あの名画「最後の晩餐」に、あの人が描かれていたとは。
 これはキリスト教史を覆す大発見。
 これが、大衆にあまり知られていない段階で小説にしたところが成功の鍵。
 人物や情景はあまり詳しく描かれていないけど、内容はキリスト教や西洋美術にちょい興味ある人には面白いよ。この「ちょい」というのが難しいけど。まったく知識のない人には難解だろうし、専門家には物足りないだろうから。
 聖書は人の手によって編纂されたということを忘れてはならない。編纂には人の意図と政治的策略が加えられていた。異端として切り捨てられた文書の中に、今までのキリスト像を大きく揺るがすような真相が書かれているかもしれないということを、今更ながら再確認させてくれた。
 
アバター 感想
 評判どおりだった。

 映像技術は高い。ストーリーはいまいち。

 映像技術についてはね、映画の歴史が変わる節目に立ち会えたという感動を覚えるよ。3D映像の臨場感は、従来の映画の比にならない。
 字幕の文字の配置も面白いんだよ。たいていは前に飛び出して見えるんだけど、構図によっては、一番手前に人間、その次に字幕、その奥に別の人間、なんて配置になることもあるんだよ。

 今後発表されるほとんどの映画が3Dになってしまうのだろうか。
 過去の映画の3Dリメイクなんてものも出てくるにちがいない。
 自宅で3D映像の楽しめるプレイヤーも売り出されるね。

 キャラクターは魅力的だった。
 パンドラという星に住むナヴィ族たちが、めっさかわいいねん。地球人よりちょっと大きい。大地を駆け回っているからスタイルがよくて、動きがしなやか。バイタリティに溢れている。

 ストーリーがもうちょっとなんとかなったらなぁ。
 つっこみどころ満載。そして短絡的。わかりやすくて子どもにもわかりやすくするためには仕方ないのだろうか。
 特に最後が、心の中で「えええええ」って叫んでしまった。それはないわ。そんなことできるわけないやん。
 ハッピーエンドにするにはそれしかなかったのだろうけど、私みたいに受け入れられなかった人はたくさんいるはず。
移動中
アバターを見るために、梅田に向かっているところ。
久しぶりに阪急電車に乗っている。
もうすぐ梅田。梅田の適度に猥雑な感じがたまらなく好き。

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